フィリピンの家庭用インターネットならGlobeのホームプリペイドWifiがおすすめ!
こちらの記事は移転しました。
この記事ではフィリピンで一番安い家庭用プリペイドWifi、GlobeのホームプリペイドWiFiについてご紹介します。
フィリピンに住んでいると、インターネットのトラブルや悩みは付きものです。
自宅や滞在先にネット環境がない場合、Wifiつきのカフェに通うかスマホのテザリング(hotspot)を利用しなければいけません。またパソコンの利用となると、すぐにたくさんのデータを使ってしまうことでしょう。
しかしそれだと、
といったマイナス面もあり、気軽にパソコンが使えませんよね。
その悩みを簡単に解決してくれるのが、グローブアットホームプリペイドWifi(Globe at HOME Prepaid Wifi、以下プリペイドホームWifi)です!
僕は2018.3より使用していますが、前よりもずっと気軽にパソコンが使えるようになりました。
以下のような人にオススメの記事です。
自宅利用ならプリペイドホームWifiが手軽で安い!
グローブホームプリペイドWifiとは、Globeが販売しているコスパ最強の自宅用プリペイドWifi端末(コンセント/AC電源が必要)です。
このホームプリペイドWifiでのみ1GB/15ペソのプロモが利用可能であり、プリペイドのインターネット利用としては現状最もコストパフォーマンスに優れています。
他のプリペイドWifiやポケットWifiは1GBあたり約40~50ペソですので、プリペイドホームWifiの方が明らかに安いですね。
家庭用インターネット(LTE/FIBER/DSL)やポケットWifiも検討しましたが、僕の使い方ではプリペイドホームWifiが最適でした。
「家庭用インターネット」と「プリペイドホームWifi」の比較
契約期間 | 通信速度 | 安定性 | 手間 | |
---|---|---|---|---|
家庭用インターネット | 年単位 | プランによる | 比較的安定している | 初めの工事のみ |
プリペイドホームWifi | 1日単位からOK | 場所と時間による | 時間による | プロモを更新する必要あり |
契約期間
家庭用インターネット(PLDT, GLobe, Sky etc)は日本と同じく、年単位での契約が必要です。Globeには年数に縛りがないNo-lock upプランというものがありますが、どこでもプランが使えるというわけではありません。
また当然ですが、インターネットを使わない月があったとしても、毎月定額を支払う必要があります。すでにフィリピンに移住されている人ならいいですが、「今のコンドや賃貸に長く住む予定のない人」や「1ヶ月単位で日本に帰国する人」にはあまり向いていません。
通信速度
通信速度は家庭用ならLTE/FIBER/DSLと契約しているプランによりますし、プリペイドホームWifiであれば住んでいる場所や時間によります。そのため通信速度ばかりは各々の相性としか言いようがありません。
しかしプリペイドホームWifiは1日単位から気軽に試すことが可能です。 事前にスマホで電波の入りは確認できますし、友達のホームプリペイドWifiを貸してもらって速度チェック、やっぱり合わなかったら端末を中古で売る、ということも可能です(笑)
一方で家庭用インターネットの場合は、実際に契約をして使ってみる必要があります。全く使い物にならないプランだったら最悪...しかも2年も使い続けなければいけない...と尻込みしている方も多いことでしょう。
安定性
安定性という面では、スマホ用のインターネット回線を使っているホームプリペイドWifiよりも、家庭用インターネットの方が優れていることが多いです。 ただし家庭用インターネットでも「海底ケーブル断線ため数週間ネットに繋がらない(実体験)」ということが起こる可能性はあります...笑。
手間
導入/継続利用までにかかる手間として、家庭用ではケーブルを家に引き込むための工事が必要です。これさえ終わってしまえば、あとはパスワード等を設定して使うのみです。
しかしプリペイドWifiの場合は、契約期間(プロモ期間)が切れる度に更新をする必要があります。 契約期間や使用量が自分で決められるためある意味メリットでもあるのですが、手間がかかることは確かです。
「ポケットWifi」と「プリペイドホームWifi」の比較
種類 | 携帯性 | 通信速度 | 料金プラン |
---|---|---|---|
ポケットWifi | ◯ | ◯ | スマホと同じ |
プリペイドホームWifi | △ | ◯+700Mhz対応 | 特別プランあり |
携帯性
ポケットWifiとプリペイドホームWifiの大きな違いは、持ち運びができるかどうかです。
ポケットWifiは充電式のバッテリーが内臓されており、外出先でも利用することが可能です。 充電が切れそうな時はパソコンやモバイルバッテリーから継ぎ足し充電をすることで、長時間使い続けることができます。
一方プリペイドホームWifiはコンセント(AC電源)の利用が必須となる室内用専用Wifiです。しかしスマホの電波が入ればどこでも使えるため、別の都心や引っ越し先の新居でもすぐにインターネットを使うことができます。
また以下のようなコンセントつきのモバイルバッテリーがあれば、一応外でも使用可能です。
通信速度
通信速度面では、GlobeとSmartともにポケットWifiでは対応していない700Mhzの電波を受信できるため「プリペイドホームWifiの方がポケットWifiより2倍速い」と宣伝しています。 フィリピン人のレビューを見る限りどうも本当だとは思えないのですが、一応速いということにしておきましょう。
料金プラン
そしてもう一つの比較ポイントとして、ポケットWifiとプリペイドホームWifiでは使える料金プランが異なります。
ポケットWifiでは基本的にスマホと同じプロモ(プラン)を使うようになっており、
プロモ(Smart) | データ容量 | 期間 | 値段 |
---|---|---|---|
Surfmax995 | 800MB/日 | 30日 | 995ペソ |
Giga50 | 1GB | 3日 | 50ペソ |
プロモ(Globe) | データ容量 | 期間 | 値段 |
---|---|---|---|
Supersurf999 | 800MB/日 | 30日 | 999ペソ |
Gosurf50 | 1GB | 3日 | 50ペソ |
がメジャーな選択肢でしょうか。しかし1日800MBというのは意外と少なく、写真のアップロードやYoutubeを見ているとすぐに使い切ってしまいます。 そのため1日1GB程度を使用する場合には、毎月1500ペソ程度かかっているはずです。
一方で今回おすすめしているGlobeのホームプリペイドWifiでは
プロモ(Globe) | データ容量 | 期間 | 値段 |
---|---|---|---|
Gosurf50 | 1GB | 3日 | 50ペソ |
Homesuef15 | 1GB | 1日 | 15ペソ |
という格安プランが使用できます。ただしHomesurf15はGosurf50の追加プランとして使う必要があるため、基本的には3日に一度Gosurf50を登録して、足りなくなったらその都度Homesurf15を追加で登録するという方法になります。
そのため実質1日1GBのデータ通信4日分が95ペソ(=約25ペソ/日)で利用が可能です。
1ヶ月利用しても700ペソとポケットWifiの半額程度ですね。(残念ながらSmartはホームプリペイドWifi専用の割安プランがないため、ポケットWifiと同じプランを利用します。)
ホームプリペイドWifiを選んだ理由
以上の比較を踏まえて、以下3点の理由より僕はホームプリペイドWifiを選びました。
1. 家用にネットを契約をしたいが、2年以内に引っ越す予定がある
今住んでいる場所にはインターネット回線が引かれておらず、しかもPLDT(2年契約)のプランしか対応していない地域でした。元から約1年程度で引っ越す予定があったことから、PLDTのプランは選択肢からはずれることになります。Globeの年数縛りなしプランが利用できたら契約していたかもしれませんが、毎月30GBほどしか使わない現状ではホームプリペイドWifiで十分だと思っています。
2. ポケットWifiの1日800MBでは足りない
よくおすすめされているポケットWifiも検討したのですが、やはり1日800MBしか使えないというのがネックでした。1日家にいないことや家でパソコンを使わない日もあるため、一律で1日の容量が決まっているのはそもそもライフスタイルにあっていないのだと思います。
むしろプリペイドの強みを生かして、「月曜は夜に300MBのみ、火曜1GB、水曜日2GB、木曜日1GB強、金曜日はカフェで仕事、土曜日は友達の家に泊まる、日曜日は1日外出でパソコンは使わない」や「月曜日から金曜日まで毎日2GB使用」のように、臨機応変に対応できる使い方を求めていました。
しかしその場合ポケットWifiでは、Giga50やGosurf50のような1GB/50ペソのプランを継ぎ足しながら利用する必要があり、結構割高となってしまいます。毎日2GBも使っていたら一週間で500ペソの出費ですからね。一方GlobeのホームプリペイドWifiなら、毎日2GB使ったとしてもポケットWifiの半額しかかかりません。
3. パソコン作業のために外出したくない、仕事/勉強をするならカフェより家派
またパソコンを使うためだけにカフェに行くのも個人的に好きではありません。
- カフェはうるさい
- カフェは寒い/暑い
- 物売り少年たちの相手が面倒
- カフェでもWifiが使えないときがある
- モール内のカフェだとトイレが併設していない場所がある
- そもそもコーヒーやミルクティーを週に何度も飲みたくない
- コーヒー/ミルクティー以外のドリンク(安い缶ジュース等)で長居したくない
- 長居するために色々注文すると、そこそこいいレストランでの食事と値段が変わらない
等を考えてしまうため、僕にはカフェでの作業というスタイルが合っていませんでした。そのためポケットWifiを買ったとしても、基本的に家で使っていたことでしょう。よってコンセントが必須であるホームプリペイドWifiでも問題ありません。
必要なもの
次にGlobeホームプリペイドWifiを利用するために必要なものを紹介します。
Globeのsimカードとスマホ
ポケットWifiと同じように、スマホ等に入っている別のsimカードからプロモ等の契約をする必要があります。さらにはデータの残量の確認等で専用のスマホアプリを使うことから、安いガラケーではなくスマホが必要です。そのためSmartのsimをiPhoneで利用している人には、少し敷居が高いかもしれません。GlobeホームプリペイドWifiとコンセント
ホームプリペイドWifi本体はコンセントに接続する必要があるので、基本的に自宅での使用となります。
ホームプリペイドWifiの買い方
ホームプリペイドWifiはGlobeストアで購入することができます。値段は1999ペソです。正規店以外で買う場合には、「新規購入特典である10GBのデータ」が使用済みである可能性もあるので気をつけてください。
基本的にはGlobeストアのエクスプレスサービスカウンターで購入することになると思います。ストア内で待っている人がたくさんいる場合もありますが、ほとんどの人がカスタマーサービスへの順番待ちですので気にしなくて大丈夫です。
カウンターでホームプリペイドWifiが欲しいと伝えましょう。身分証がなくても購入可能ですが、一応提示を求められたのでパスポートやi-Card等を持参するといいかもしれません。
またホームプリペイドWifiの購入にはGCashが使えるため、10%キャッシュバックや18日の50%キャッシュバックを利用してお得に端末を買うことも可能です。
まとめ
この記事ではフィリピンで一番安い家庭用プリペイドWifi、GlobeのホームプリペイドWiFiについてご紹介しました。
全ての人におすすめできる家庭用Wifiではありませんが、
「ポケットWifiを買ったが家でしか使っていない人」
「家のオーナーが契約しているネット回線に不満がある人」
「いつまでフィリピンにいるかは未定だが家にネット環境が欲しい人」
「今のコンドミニアムはいずれ引っ越す予定だが家でも気軽にネットが使いたい人」
等には非常におすすめできます!
次の記事では初期設定や具体的な使い方についてご紹介します。