ダバオからお届け

フィリピン・ダバオからお届けするミニマリスト生活

ミニマリストの白シャツ黒パンツ制服はむしろモノに縛られている?

 

ミニマリストの白黒制服はむしろモノに縛られていないか


後天的ミニマリストの皆さんこんにちは。(生まれながらのミニマリストではなく、自分の意思でミニマリズムに目覚めた方)。ミニマリストを目指している方もこんにちは。

皆さんは「私服の制服化」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。毎日同じ洋服(もしくは決められた服を)を制服のように着て、洋服を選ぶという作業をなくすことです。制服化のために同じTシャツを複数枚揃えるということも普通でしょう。

特に一部で推奨されているのが、白シャツと黒パンツの組み合わせです。夏場だったら白Tシャツと黒ショーツに変わるのかな。

一時期は僕もこれに感化され白黒の生活を送っていましたが、「20代30代の男性ミニマリストならとりあえず上は白で下は黒」のような風潮に疑問を持つようになりました。

モノに縛られない生活を送りたくてミニマリストになったのに、結局有名ミニマリストブロガーが進める白シャツと黒パンツに縛られているのではないか。

「Aさんまた同じ服着てるー」と噂されるのが嫌だから印象に残りづらい「白」のトップスを選ぶことは、むしろ自分を取り繕うためのモノへの執着心であふれてないか。

こんな風に考えていました。

白Tシャツ黒パンツ制服という考え方を断捨離


ちょうど、ミニマリストの本質について考えていた時期だったと思います。

http://konotaka.hatenablog.com/entry/variables-strengthfinder


いかに少ない枚数の洋服で生活するかが注目される中で、洋服の数とミニマリズムは無関係であると気付きました。

つまり白シャツ黒パンツを着ることは、ミニマリズムでもなんでもありません。ただ真似をしているのであれば、それはモノクロファッションです。洋服ひとつとっても、自分に最適化された洋服を考えるべきです。

自分が最適だと思うのならば、新しい洋服を買わずに今ある服だけで暮らしてもいいのです。

先ほど挙げた「周りから毎回同じ服を着てると思われるのが嫌だ」という例も、その人の考え方次第です。ただ僕が思うミニマリズム的回答は、「印象に残らない白い服を着る」ではなく、「同じ服を着て恥ずかしいと思う心を断捨離する」とか「そういう陰口をたたく友人との関係を断捨離する」だと思っているだけです。

さて、自分の例に戻ると、個人的に白シャツが好きだったということもあるので今でもたまに着ています(しかしフィリピンは一年中夏であるためほとんど着ていません笑)。そのためかつての制服は、白Tシャツ黒パンツ(orショーツ)というものでした。

しかし、
・白Tシャツにした積極的案理由がなかった
・彼女に「体育の授業で使う運動着みたい」と言われた
・白Tシャツでは乳首が透けてしまう
・透けTシャツないものは生地が厚くてフィリピンでは暑すぎる
・洋服のシミが目立つ
ことなどを理由に、別に白である必要性はないと判断しました。

ミニマリストに制服は必要なのか


はたして制服化というのは、ミニマリストにとって必須なことなのでしょうか。僕は「また同じ服〜」のくだりのようには考えないタイプの人間なので、他人を意識することは少ないです。

また今すでに「最後に洗ったTシャツが一番下に来るよう重ねていき、上から順に着る」という方法をとっており、着る洋服を迷うことがありません。

つまり制服化するメリットが特にないのです。そのため大々的に「制服化」をすることを断捨離しました。

ちなみに汗染みが目立たないことや手に入りやすさを考慮し、次に買うとしら黒Tシャツを買うつもりです。他の色も全然ありだと思いますが、単純に黒が好きな色であることも大きいと思います。

しかし黒Tに黒パンツという組み合わせは個人的に好きになれないので、黒パンツでなければいけないという考えも断捨離しました。(黒黒でokという方はそれでも問題ないと思います。)

今ある白Tシャツも着ていくつもりなので、白Tシャツと黒Tシャツの両方に合うものを探した結果、最終的にはグレーのパンツ(ショーツに落ち着きました。グレーのパンツについては次の記事で紹介したいと思います。


ちなみに白Tシャツで人気なものはヘインズのジャパンフィットだと思いますが、やはり透けてしまうのが嫌だったためヘインズのビーフィーTシャツを着ています。176cmで標準より少し太っている僕にはLサイズでジャストです。XLにしておけばよかったと後悔しております笑。そしてなにより厚くて暑い。