ダバオからお届け

フィリピン・ダバオからお届けするミニマリスト生活

あなただけのミニマリズム!洋服の数は関係ない!

 先日、ストレングス・ファインダーというオンラインの心理テストを受け、自分の中に眠る資質についての記事を書きました。

 

http://konotaka.hatenablog.com/entry/strength-finder-top5

 

 

ちなみに僕の資質は上から順に

 

【Strategic/戦略的】

Deliberative/慎重さ

【Restorative/回復志向】

【Individualization/個別化】

【Ideation/着想】

自分の行動(才能)を自覚してみた! - この高さから考える

 

でした。

 

レポートを読んでいると、【慎重さ】の中に興味深い文章を見つけのでシェアしたいと思います。ミニマリスト的にはなかなか面白い考え方です。

 

慎重さの資質を持っている人の例となります。

 

Dick H., film producer: “My whole thing is to reduce the number of variables out there — the fewer the variables, the lower the risk. When I am negotiating with directors, I always start by giving in on some of the smaller points right away. Then once I have taken the smaller issues out of play, I feel better. I can focus. I can control the conversation.”

 

ディック・H(映画プロデューサー)「私はいつも変数を減らすようにしている。変数が少なくなればリスクも低くなる。ディレクターと交渉するときは、まず初めに比較的小さい問題を片付けることから始めるんだ。小さな問題が片付くと気が楽になるし集中できる。そして会話の流れもつくれるようになるんだ。」

 

Strength finder 2.0

 

日本語が分かりづらくてすみません。この方の例では「仕事上での変数を減らすことで、仕事のクオリティが上がる(=交渉で会話の流れを作る)」となっていますが、同じことが人生にも言えると思います。

 

「人生の変数を減らすことで、人生のクオリティがあがる(QOL向上)」「人生のスタンスは断捨離!ミニマリズム!選択肢や変数をミニマムに設定することで、リスクも減るし人生が豊かになる!」

 

と個人的に解釈しました。

 

ここでいう断捨離とは目に見えない物に対しても行いますし、変数というのは「何かモノコトに対する気持ちや自分のスタンスを決めるもの」とでも言いましょうか。

 

仕事のクオリティを例に取ると、

 

A(仕事のやりがい)

B(仕事場までの距離)

C(仕事で得られる金銭的メリット)

D(仕事場での人間関係)

などを変数(0~100%)として、

仕事のモチベーション= A × B × C × D 

という形で表せると思います。

 

自分での健康状態やタスクの難易度など、加えるべき変数はまだまだあるとはずです。

 

もっと広げると、

 

「物事の良し悪しはそれを構成する要素の変数の掛け合わせによって表される」

のようなことが言えるのではないでしょうか。

 

これをミニマリズム的に解釈した場合は、

A:洋服の数

B:住んでいる家

C:仕事

D:人間関係

  ・

  ・

X:その他諸々

これらのすべての掛け合わせが、人生の充実度に当たるはずです。

 

ただし、これらの要素を徹底的に断捨離すればよいという訳でもないでしょう。洋服が大好きな人もいれば、結婚したい人もいるでしょう。天職と呼ばれるものも人それぞれです。そのため、どこをどれだけ抑える(断捨離する)かというのは、完全にその人の資質や性格によって最適解が変わります。

 

多くの人が断捨離ブームに乗っかって幸せになれたのは、たまたまその人が(というより現代では多くの人が)モノの欲望に溺れていたからなのではないでしょうか。

 

つまり

 

洋服などのモノを断捨離すること = モノに縛られない充実した人生を送れる

 

ではなく

 

モノの欲望に溺れていた人には、洋服の断捨離が効果バツグンだった

 

というだけなんだと思います。

 

これは洋服に限った話だけではなく、他のことにも十分適用できる話だと思います。「高い洋服を数点だけ持つのがミニマリズム的な絶対正義!」とかでは決してなくて、自分の強みや資質に合わあせて最適化するのがミニマリズムなのではないでしょうか!

 

洋服の数が人より多かろうが大きな問題ではないです。自分に最適化、カスタマイズされたミニマリズムを目指すべきです。そうであれば単なる流行に乗った断捨離大好き人間で終わってしまいますからね。

 

まとめ

・断捨離がヒットしたのはモノの欲望に溺れていた人が多かったから。

・自分だけのミニマリズムを目指そう!

 

記事を書き終えてから、似ている記事を見つけました。どうぞこちらも参照してください。きっと僕の文章より分かりやすいです(笑)

 

やっぱり最適化って言葉がぴったりですね。

https://www.jimpei.net/entry/minimalism

 

欲望にまみれた現代社会については、こちらをお読みください!(笑)

http://okite.hatenadiary.jp/search?q=欲望%E3%80%80