ダバオからお届け

フィリピン・ダバオからお届けするミニマリスト生活

映画レビュー 何でもありのフィリピンコメディ「ジーザスが死んだ」


フィリピン・ダバオは映画のチケットが日本に比べてが安いということもあり、こちらに住むようになってからは映画をみる機会がかなり増えました。1本あたりだいたい160ペソ(約400円)と現地の物価からすれば高めですが、人気のハリウッド映画などは大盛況です。

ダバオに住み始めて約1年ですが、その間だけでも20本は映画を見ました。フィリピンの映画情報をお伝えするため、また自分の見た映画を記録するためにも、映画のレビューを記事を書いていきたいと思います!

今回レビューする映画は「ジーザスが死んだ / JESUS IS DEAD」というコメディ映画です。(フィリピンでの正式名称は「PATAY NA SI HESUS」)

https://www.youtube.com/watch?v=XErkgQNnDtE

 

先日レビュー記事を書いた「ヴァン・ダム・スタローンが映画俳優になるまで」を見た翌日に見ました。(どんだけ映画見てるのw) 

http://konotaka.hatenablog.com/entry/2017/09/05/181842

 

今回みた「ジーザスが死んだ」はタイトルからは重そうな香りがするのですが、内容は何でもありのコメディーとなっており劇場内では笑い声がたくさん聞こえました。

「子供三人を一人で育て上げたシングルマザーが、亡くなった元夫(名前はジーザス)のお葬式に子供達と参加する」という目的のもと旅の道中で色々起こるハプニングコメディー映画なのですが、取り扱ってる内容がさすがフィリピンといった感じでした。

今までコメディ映画を見たことがあまりないのですが、この映画は日本のコメディー映画とはレベルが違いすぎます。

映画内で次々出てくる話が「日本ではあまり話題になりずらい話ばかり」なんです。あまりにも多いので箇条書きにします。

・シングルマザー
・離婚
・子連れ再婚
・望まない妊娠
・避妊
・ダウン症
・性転換

・同性愛
・養子
・元夫の新しい妻
・母親違いの兄弟
・露出狂
・ワンナイトラブ
・浪人

・軽い宗教への冒涜


これら全てを網羅している映画でした。圧巻。

ちなみに「ヴァン・ダム・スタローンが映画俳優になるまで」と同じように、ダウン症の方がダウン症をもっている役を演じてました。

でもやっぱり家族愛も映画に組み込まれていて、こういうところもフィリピンらしいなーと。


・印象に残ったセリフ

最後に印象に残った子供のセリフの一つをご紹介します。

「You deserve to be happy already」

と再婚を考えている母親に子供が伝えていました。

「(私たちも十分大人になったし、お母さんも女性として)もう幸せになっていいんだよ。」的なセリフです。映画のように、親の力を借りずに女手一つで子育てをしているシングルマザー(それも子供3人、うち1人はダウン症)の方は非常に稀だと思いますが、この「You deserve to be happy already」という言葉は素直にそうだと思いました。

以上、何でもありのコメディ映画「ジーザスが死んだ」のレビューでした。

映画レビュー フィリピン版24時間テレビ風の感動映画「ヴァン・ダム・スタローンが映画俳優になるまで」

フィリピン版24時間テレビ風の感動映画

先月末にちょっと変わった映画を見てきました。「Star na si Van Damme Stallone / スター ナ シ ヴァン ダム スタローン」というフィリピン映画です。

https://www.youtube.com/watch?v=3zgSIBrAXaQ


8月中旬には映画館でフィリピンフィルムフェスティバルが行われており、多くのフィリピン映画が公開されていました。(フィルムフェスティバルの期間外では、欧米の映画しかやっていないことも多いです。)

この映画の何が変わっているかというと、「ダウン症を扱った妙にリアルな家族愛」がテーマなんです。日本で公開されないと思うのでネタバレを含みますが、一言で表現するなら「フィリピン版24時間テレビ風の感動映画」でしょう。24時間テレビとともに流れる障害をテーマにした特別ドラマに、フィリピン的な要素を混ぜた感じです。(フィリピンに24時間テレビはありません。)

「映画スターを夢見るダウン症の男の子とそれを支える家族の日常」を描くストーリーとなっており、英語字幕で鑑賞しました。

感動の押し売りなどもなく、純粋に感動できる映画だったと思います。ダウン症を持っている家族や友人がいる方はもちろんのこと、ダウン症とは無関係の人にもおすすめできる映画です。

良かった点を中心にまとめていきたいと思います。


ダウン症を持った方が演じるダウン症の役

個人的に一番衝撃的だったのは、やはり「実際にダウン症の方がダウン症の主人公の役を演じていること」です。主人公を演じられたパオロ・ピンコルさん(24)は、かつてマクドナルドのCMにも出演されていてフィリピンではそこそこ認知度のある方です(少なくともCMを覚えている人は多いと思います)。さらにパオロさん自身の夢も映画俳優になることのようで、今回が初の映画出演だそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=6M6nSUVqo4c

「障害を扱った映画で、実際に障害をもっている人が役を演じること」は珍しいのではないでしょうか。(そもそもCM出演も珍しいことだと思います。)日本の映画でもいくつか例があるようですが、一般的にはあまり知られていないでしょう。障害をテーマにしたもので記憶に残っているのは、

ドラマでは山Pが障害をもった主人公の役を演じていた「アルジャーノンに花束を」と

と、どちらも障害をもたない人が役を演じています。24時間テレビのドラマもそうですよね。日本ではなかなかない設定だったので、思わず驚いてしまいました。 


妙にリアルなストーリー

 この映画では「ダウン症の子供をもつ母親の葛藤」や「ダウン症の弟をもつ兄の葛藤」も描かれています。

一度息子に手をかけてしまおうとした母親
理解してくれる/してくれない近所の人
母親にかまってもらえずに反抗する兄
「金魚みたいで可愛い!」と言ってしまう小学生の女の子
好きな女の子が弟に優しいために急に優しくなる兄

など、実際にダウン症の方と関わったことはありませんが、家族や周りはこのような経験をされているのかなと思ってしまうほどのリアルさでした。

さらにはおきまりのフィリピンテイスト「シングルマザー、父親違いの兄弟、出来ちゃった婚」といった要素もばっちり組み込まれています。それでも強い家族愛。

この映画のように「母親はシングルマザー、父親違いの兄弟、弟はダウン症、兄は幼少期に母親にあまり構ってもらえなかった」というシチュエーションが実際にあったとしても、そこには変わらぬフィリピン流の家族愛があるのではないかと思いました。

前にフィリピン人の家族愛についてやや批判的な記事を書きましたが、このような映画を見ると家族愛にも色々なあり方があると考えさせらます。

 

 http://konotaka.hatenablog.com/entry/philippines-family-bond


 

ミニマリストの白シャツ黒パンツ制服はむしろモノに縛られている?

 

ミニマリストの白黒制服はむしろモノに縛られていないか


後天的ミニマリストの皆さんこんにちは。(生まれながらのミニマリストではなく、自分の意思でミニマリズムに目覚めた方)。ミニマリストを目指している方もこんにちは。

皆さんは「私服の制服化」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。毎日同じ洋服(もしくは決められた服を)を制服のように着て、洋服を選ぶという作業をなくすことです。制服化のために同じTシャツを複数枚揃えるということも普通でしょう。

特に一部で推奨されているのが、白シャツと黒パンツの組み合わせです。夏場だったら白Tシャツと黒ショーツに変わるのかな。

一時期は僕もこれに感化され白黒の生活を送っていましたが、「20代30代の男性ミニマリストならとりあえず上は白で下は黒」のような風潮に疑問を持つようになりました。

モノに縛られない生活を送りたくてミニマリストになったのに、結局有名ミニマリストブロガーが進める白シャツと黒パンツに縛られているのではないか。

「Aさんまた同じ服着てるー」と噂されるのが嫌だから印象に残りづらい「白」のトップスを選ぶことは、むしろ自分を取り繕うためのモノへの執着心であふれてないか。

こんな風に考えていました。

白Tシャツ黒パンツ制服という考え方を断捨離


ちょうど、ミニマリストの本質について考えていた時期だったと思います。

http://konotaka.hatenablog.com/entry/variables-strengthfinder


いかに少ない枚数の洋服で生活するかが注目される中で、洋服の数とミニマリズムは無関係であると気付きました。

つまり白シャツ黒パンツを着ることは、ミニマリズムでもなんでもありません。ただ真似をしているのであれば、それはモノクロファッションです。洋服ひとつとっても、自分に最適化された洋服を考えるべきです。

自分が最適だと思うのならば、新しい洋服を買わずに今ある服だけで暮らしてもいいのです。

先ほど挙げた「周りから毎回同じ服を着てると思われるのが嫌だ」という例も、その人の考え方次第です。ただ僕が思うミニマリズム的回答は、「印象に残らない白い服を着る」ではなく、「同じ服を着て恥ずかしいと思う心を断捨離する」とか「そういう陰口をたたく友人との関係を断捨離する」だと思っているだけです。

さて、自分の例に戻ると、個人的に白シャツが好きだったということもあるので今でもたまに着ています(しかしフィリピンは一年中夏であるためほとんど着ていません笑)。そのためかつての制服は、白Tシャツ黒パンツ(orショーツ)というものでした。

しかし、
・白Tシャツにした積極的案理由がなかった
・彼女に「体育の授業で使う運動着みたい」と言われた
・白Tシャツでは乳首が透けてしまう
・透けTシャツないものは生地が厚くてフィリピンでは暑すぎる
・洋服のシミが目立つ
ことなどを理由に、別に白である必要性はないと判断しました。

ミニマリストに制服は必要なのか


はたして制服化というのは、ミニマリストにとって必須なことなのでしょうか。僕は「また同じ服〜」のくだりのようには考えないタイプの人間なので、他人を意識することは少ないです。

また今すでに「最後に洗ったTシャツが一番下に来るよう重ねていき、上から順に着る」という方法をとっており、着る洋服を迷うことがありません。

つまり制服化するメリットが特にないのです。そのため大々的に「制服化」をすることを断捨離しました。

ちなみに汗染みが目立たないことや手に入りやすさを考慮し、次に買うとしら黒Tシャツを買うつもりです。他の色も全然ありだと思いますが、単純に黒が好きな色であることも大きいと思います。

しかし黒Tに黒パンツという組み合わせは個人的に好きになれないので、黒パンツでなければいけないという考えも断捨離しました。(黒黒でokという方はそれでも問題ないと思います。)

今ある白Tシャツも着ていくつもりなので、白Tシャツと黒Tシャツの両方に合うものを探した結果、最終的にはグレーのパンツ(ショーツに落ち着きました。グレーのパンツについては次の記事で紹介したいと思います。


ちなみに白Tシャツで人気なものはヘインズのジャパンフィットだと思いますが、やはり透けてしまうのが嫌だったためヘインズのビーフィーTシャツを着ています。176cmで標準より少し太っている僕にはLサイズでジャストです。XLにしておけばよかったと後悔しております笑。そしてなにより厚くて暑い。

フィリピン人の家族愛 自己犠牲の上に成り立つ金と命

家族愛


フィリピンのことを検索すると「家族愛」について書いている人が多いような気がします。短期留学の経験をインターネットでシェアする人が増えてきたせいでしょうか。

特にフィリピン人の家族愛は深い、日本人より遥かに家族の絆が強い、というような表現が多い気がする。なかには「日本人は家族の絆が弱すぎる!フィリピン人に学べ!」と思う人もいるのではないでしょうか。(この場合はおそらくフィリピン人ではなく、セブ島の英語学校の先生)

僕もダバオに来た当初は「フィリピン人の家族愛って素敵だなー」と思っていました。しかしフィリピンに来てから1年が経ち、フィリピンの家族愛に違和感を覚えるようになりました。

フィリピン人の家族愛を表現するのに、今の所しっくりきている言葉が「自己犠牲の上に成り立つ金と命」です。


※ あくまで個人的な意見です。フィリピンの家族愛を全否定しているわけではありません。見習う部分があるとも思っています。


たしかに家族を大切にしているのは素敵だと思うのですが、どうも自己犠牲の上に成り立っている部分が大きい気がしています。

長男長女が弟妹の学費を稼ぐ
親が海外に出稼ぎに行く
親が面倒を見ない(見れない)から祖父母が子供の世話をする

日本人からしてみると理解しづらいこともあるのではないでしょうか。

自己犠牲の上に成り立つと書いたように、この二つは家族愛を話す上で外せない言葉だと思っています。



やはりフィリピンは日本などに比べると決して裕福な国ではありません。日本人がセブ島に留学に行くと、「物価安くて最高!スタバでノマド!映画見放題!」となるかもしれませんが、現地人からしてみると物価は決して安いとは言えません。

フィリピン人の平均日給は700~800円という中で、スタバのフラペチーノは約350円、映画も1回約400円くらいです。外食も安くて200~300円といったところでしょうか。日本で時給1,000円で8時間労働の場合に換算してみると、フラペチーノも映画も約4,000円となりますね笑。

そんな国ですがフィリピンではスタバが大人気だったり、外食をしている学生が目に付きます。それを成り立たせているのが「家族の誰かの自己犠牲」です。

兄姉が弟妹の面倒(=学費)を見るのを当然と考える家族であれば、大学に行かずに働く兄姉がいます。実際に僕の友達には、大学卒業後医学部に進みたかったけれど、家族のために一度働いて妹の学費を払っていた子がいます。(しかも妹はまともに勉強せずに留年した。)

家族に不自由のない生活をして欲しいと願う親ならば、遠洋漁業の漁師(あまちゃんのおじいちゃんの仕事)や大規模長期工事で土方仕事、または軍に入隊などをする人もいます。日本で例えるなら国内転勤でしょうか。家族の住む町で代わりの仕事が見つかるような気もしますが、多少でも稼ぐために家族と離れて仕事をするのでしょう。日本でもこういった仕事に就く人はいると思いますが、一番の違いは「自分の意思が優先ではなく、家族の幸せを優先した結果の職業選択である」ということです。

もう一つメジャーなところだと、海外での出稼ぎもフィリピンでは多いです。OFW(Overseas Filipino Worker、海外で働くフィリピン人)という言葉が出来るほどです。日本や中国韓国で看護や介護の仕事、グレーな人もいるであろうフィリピンパブでの仕事、または香港やシンガポールなどでメイドとして働く人も多いです。(SUNDAY BEAUTY QUEENというOFWメイドについてのドキュメンタリー映画があります。オススメです。)

このような「自己犠牲」を払う人は、それを「自己犠牲」ではなく「家族愛」として捉えているはずです。自分が払ったお金で大学に行っている妹が彼氏作ってそのせいで留年したにも関わらず、友達はブチギレていませんでした。きっと家族とたまにしか会えない国内転勤組のお父さんも、家族のためと頑張っているのでしょう。映画SUNDAY BEAUTY QUEENに出てきた香港でメイドをしているシングルマザーの女性は、クリスマスにも子供に会えずさすがに辛そうに見えましたが。(夫に捨てられ子供は両親が面倒を見ている。)

一方でその「自己犠牲」を享受している側が何をしているかといえば、彼氏とノロケて留年したり、お小遣いに余裕があるためカフェで一杯200~300のコーヒーやミルクティーを飲んでいるわけです。(スタバやカフェにいる学生などを見ると、家が結構裕福なのかOFWに支えられているのかなと思ってしまいます。)

でもフィリピンなら家族愛が深いから問題なし。




お金だけでなく、命という点でも「自己犠牲」が起こっております。

特に赤ちゃんの命を支えるのは日常茶飯事のようです。昔の日本のような親子孫3世代の家はごく一般的ですので、祖父母が孫である赤ちゃんの面倒を見るというのは結構ある話です。

なぜ祖父母が面倒を見るのかというと、
1.両親共働きで家計を支えているため子供の面倒を見れない
2.シングルマザーであり母親が働いて家計をやりくりしている
3.シングルマザーであるが母親がまだ女性として人生を楽しみたい
などが理由です。

子育てをするのが祖父母だけだったらまだよいと思いますが、母親の兄弟や姉妹まで巻き込んで、多少の「自己犠牲」が発生してると言わざるおえないでしょう。(いきなり娘に、「赤ちゃんできた。育てるの手伝って」と言われたフィリピン人親はなんて反応するのでしょうか。気になります。)シングルマザーが大変多い国なので、多くは2か3だと思っています。

さらには、赤ちゃんができないように防止するといった例もあります。下宿や一人暮らしをする妹や弟のために、姉や兄が同居する(させられる)パターンです。一人だけの生活だと親の監視もありませんし、避妊をする人が少ないとされるフィリピンでは子供ができる可能性が高いです。また似たような理由で、クラブ通いやドラッグ利用を防止するための同居というのもありそうですね。

もし日本でこんなことがあったら、親子や兄妹で絶縁されても仕方がないレベルだと思います。いきなり「シングルマザーになります。子育て手伝って。」ですよ?

でもフィリピンなら家族愛が深いから問題なし。

 

 

フィリピンの家族愛は深い


姉の稼いだお金で通う大学で留年しても、それを受け入れる家族愛(しかも恋愛が原因で)。日本だったら「自分で学費払え!」とか普通に言われますよね笑。

海外という過酷な環境で働く親の努力が1杯の甘いコーヒーへと変化しても、子供の喜ぶ顔が見れるならそれでよし。それが家族愛。

いきなり赤ちゃんが増えても家族として受け入れる。それが家族愛。

子供を作らせないために兄姉を監視役にさせる。それを受け入れてこその家族愛。

偏見が多いかもしれませんが、全て身を持って感じたことです。
なかなか日本人には理解しがたいことかもしれませんが、たしかにフィリピンの家族愛は深いです。

しかしながら、どうも僕には「自己犠牲の上になりたつ金と命」という言葉が頭から離れません。


※ あくまで個人の意見です。もちろん自分で学費を払うために、働いて貯金をする人もいます。

映画レビュー 2018.1公開予定ダークタワー まったく引き込まれなかった映画


昨日はTHE DARK TOWERという映画をAbreezaで見てきました。

正直な感想です。

 


彼女に誘われて見に行ったのですが、前情報は「スティーブン・キングの名作の映画化。彼女が小さい頃に1巻だけ読んだことがあって面白そうと言っている。」だけでした。

日本でも2018年1月に公開するらしいです。が、僕は日本にいる友達にこの映画をオススメすることはないでしょう。一言でこの映画を表現するなら、「世界観は面白いけど内容が薄すぎて微妙な子供向け映画」です。(一応この記事にネタバレはありません。)

もちろんフィリピンですので英語版です。僕の映画の全体的な理解度は85%くらい。


世界観や設定は面白いんです!ただ、それだけで終わっています。

・攻殻機動隊のような人間の皮を被った動物たち。
・ハリーポッターのように異世界と現実世界がリンクしている。
・ブレイドのように黒人が暴れるかっこいいバトル(少しだけ)。
・ハリーポッターのような魔法が使える世界(悪役のみ笑)。
・スターウォーズ的なフォースが使える世界(悪役のみ笑)。

映画を見てから知ったのですが、この映画の原作者は、映画「スタンド・バイ・ミー」や「ショーシャンクの空に」の原作者でも知られる小説家スティーブン・キングでした。通りで世界観は面白いわけです。

 

しかしながら肝心の中身は薄っぺらい。

いろんな要素が詰まっているせいで、どれも小出し。引き込まれそうな要素がたくさんあるのに、特に感じるものがない。どうやら原作が全6巻もある長編ファンタジー小説のようです。しかもこの映画の位置付けは、原作の続編?のようです。しかし最後は悪役を倒してハッピーエンドというシナリオでしたので、原作の最後をアレンジした感じなんだと思います。

個人的に突っ込みたくなったところは、

・かっこいいはずの戦闘シーンで悪役がガニ股

スターウォーズ的なフォースの力を駆使していたので、ダークシディアスやシス卿の立ち振る舞いと比べるとなんかダサイ

・銃弾1発で敵の基地ごと見事に粉砕

敵本陣までは6ヶ月かかると言っていましたが、いざ到着してみると6秒くらいで敵の本拠地を爆破してました笑。


上映後に映画館に明かりがついてまず気づいたのは、小中学生くらいの子供の多さでした。内容は限りなく薄いけれど、学校になじめない子供がスーパーパワーに覚醒して世界を救う話なので子供ウケはいいのかも。

原作の方は長編だしそこそこ面白そうなので、読んでもいいかなと思いました。ただ海外の映画レビューサイトrottentomatoでも評価が低かったので、原作ファンもがっかりだったんじゃないかな。

ハリポタみたいに全7部作とかだったら化けてかなり引き込まれていたかもしれない映画なので、着想を得たい場合は見てもいいかもしれませんね。

 

 

ダバオでコスパ最強のドーナツ屋、ゴーナッツドーナッツ。

フィリピン・ダバオを拠点にしているコノタカです。本日は普段から僕が愛用しているコスパ最強のカフェ(と呼べるのか分からないドーナッツ屋)を紹介したいと思います!Wifiはありませんがノマドワークには(個人的に)最適なカフェです。アヤラ系のアブリーザモールの中にあり立地も最高!

 

 

そんなオススメであるお店の名前は、GONUTS DONUTS(ゴーナッツドーナッツ)です!Go nuts の nuts はクレイジーという意味です。ロゴのドーナッツ太郎の顔がイってることからも、適切なネーミングと言えるでしょう。

※ドーナツとドーナッツのどちらの表記にしようか迷いましたが、nuts の印を尊重して今回はドーナッツと書きます。

このお店の個人的なオススメポイントを3つ説明したいと思います。

 

1. 圧倒的に静かである

 

このお店の最大のメリットはお店が非常に静かであることです。正しくはこのお店が静かというよりも、他のお店がうるさすぎます(笑)。ダバオにはたくさんカフェがありますが、ここまで静かなモール内のカフェには未だに出会ったことがありません。全てのカフェを巡ったわけではありませんが、ダバオでは圧倒的に静かな部類だと思います。

 

この静かさには①お客さんがかなり少ないこと②BGMの音が小さい という2つの理由があります。

例えば同じアブリーザ内のスタバ(スターバックス)は常に混んでいるため、周りの人の話し声がうるさいと感じるほどです。プロモ(100ペソでフラペチーノが飲める!などのセール)のときは、動物園に来たかのかと錯覚するほどでした(笑)。またアブリーザ内のCBTL(コーヒービーンアンドティーリーフ)はBGMが大きめで、作業する上ではあまり好きになれませんでした。

 

僕が利用するのは平日の昼過ぎから夕方までの3-5時間程度ですが、座席がないほどに混んでいたことはありません。おそらく平日だと昼から夕方まで平均して15名程度の利用だと思います(テイクアウトのお客は含まず)。正直これだけの集客でやっていけるのか心配なのですが、僕にとってはありがたい貴重なお店です。

 

 

 

2. 安くてそこそこ美味しい

 

ここのドーナッツは、他の有名ドーナツ屋と比べてもそこそこ美味しいです。噂によると実はこのお店のドーナッツ、元クリスピークリームドーナツのお店がクリスピークリームのレシピを真似て作っているそうです。(ライセンスが切れてレシピを流用してる〜等の細かいところまでは知りません。)

 

ここのドーナツはどれでも1つ20ペソ(約50円)、クリスピークリームはオリジナルドーナツが37ペソ(約90円)で他のものが45ペソ(約110円)です。味はクリスピークリームの方が美味しいですが、価格差が2倍ということを考えるとゴーナッツドーナッツも相当いい味です。

 

ちなみに個人的なダバオ・ドーナツランキングは、

1. フレンチベイカー・たまに売ってるドーナツ(1つ20ペソ)

2. クリスピークリーム・オリジナルグレーズド(1つ37ペソ)

3. ゴーナッツドーナッツ・オリジナルグレーズド(1つ20ペソ)

です。基本的にシンプルな味が好きということもあり、どれもシュガーコーティングのものとなっております。残念ながら日本でもおなじみのミスドは、味が違って全然美味しくありません。

 

 

さらに平日の13時から16時の間はホットコーヒーのおかわり自由となっており、59ペソでドーナツ1つ&ホットコーヒー飲み放題です。ただしコーヒーは美味しくないので、僕はドーナツを2,3個を注文します(笑)

 

スタバやCBTLで飲み物を買った場合は、大体100〜175ペソ(約250〜400円)の出費となります。僕はフィリピンで豪遊をしたいわけではなくローカルライフを送りたいので、こういったカフェにはたまにしか行きません。ダバオの平均日給は8時間労働で350ペソ(約800円)なので、8時間働いてスタバのフラペチーノを2つ買うことができる計算です。言い換えると4時間でフラペチーノ1つです。

 

日本で考えると

 例:時給1000円×4時間労働=4000円

となります。スタバのフラペチーノが4000円もしたらさすがに飲む人は減るはずですよね。しかしフィリピンでスタバは大人気。お金持ちとそうでない人の間に経済格差を感じますね。

 

 

3. 立地が最強

 

こちらアブリーザモールの一応正面?入り口(夜)です。タクシーやジプニーで来た場合は、おそらくこの入り口からモールに入るはずです。皆さんクレイジーなドーナッツ顔がうっすらと右側に見えるでしょうか?ゴーナッツドーナッツは正面入り口のすぐ脇に位置しております。それにも関わらず人気がない(笑)

 

どうやら昔はベトナムコーヒーのお店が入っていたらしいのですが、そのお店も業績不振で割とすぐに潰れてしまったようです。なにかの呪いでもあるのでしょうか、もしかしたらここだけ賃料が安いのかもしれませんね(笑)

 

 

また僕の彼女がアブリーザモール近くの大学に通っているため、学校終わりに夕方から会うための待ち合わせ場所にも最適です。

 

 

ちょっと残念なところ

 

ここまで褒めて来ましたが、このお店にも一応残念なところはあります。

 

wifiがない

しかしながらここアブリーザでは天下のスタバにもwifiはありません(笑)。一応GoWifiというフリーwifiがあるので1時間は無料でwifiが使えますが、これはゴーナッツドーナッツでも同じです。CBTLは会員カードを購入すると毎回wifiが使えるようになります。もしネットが必要な場合は、フィリピンの現地ケータイでHotspot(ホットスポット/テザリング)を使用すればPCで作業も可能です。いつもは50ペソでデータ通信1GB(3日間)というプリペイドプランを使用しているため、wifi付きのうるさくて値段の高いカフェにいくよりも断然安く済みます。

 

店内にトイレがない

スタバもCBTLにもトイレはありません(笑)。なのでこの点でも周りと比較してそこまでマイナス要素ではありません。

 

お店の内装がオシャレじゃない

内装はスタバやCBTLなどの圧勝です!しかしスタバでドヤ顔しながらMacbookを開くことに魅力を感じない僕にとっては、人の多さやBGMによる騒音の方がマイナス要素となっています。それに平均日給の半額を費やしてまで、オシャレ空間に身を置きたくありません(笑)

ぐらいでしょうか。おそらくダバオだけでなく、マニラにもドーナッツゴーナッツはあると思います。(きっとマニラ発祥だと思います笑。)気になった方はぜひ足を運んでみてください!

香港・深センに行くことになりました!

 

いきなりですが、明後日から香港と深センに行ってきます!

 

しかし事前知識や情報がほとんどないので、この2日間で可能な限り調べていきたいと思っています。

 

香港に行く理由

僕が香港に行く理由は主に3つあります。

 

・フィリピンの観光ビザがもうすぐ切れるから

・ビザが切れるタイミングで安いチケットが手に入った

・中国・深センの電気街に行きたいから

 

です。

 

・フィリピンの観光ビザがもうすぐ切れるから

現在僕はフィリピン・ダバオで生活をしていますが、観光ビザで入国をしています。そのためビザが切れる前に毎回延長を繰り返しています。

ビザの延長は基本的に1ヶ月または2ヶ月なのですが、1ヶ月のみの延長でも約3,000ペソ(約7,500円)かかります。(ちょっと前にビザ延長の仕組みが変わり、正確な金額をまだ把握しておりません。)

 

・ビザが切れるタイミングで安いチケットが手に入った

ところが約2ヶ月前の6月某日、フィリピンのLCC航空会社セブパシフィックでたまたまセールがやっておりました。さらに運の良いことに、僕のビザが切れる8月上旬のチケットもセールになっていました。そのため往復3,000ペソ程度のチケットがあれば、どこか別の国に行こうと思った次第です。


候補はベトナムシンガポール、香港の3カ国でした。もともと行きたいと思っていた国です。ベトナム行きの安いチケットはすでに売り切れ/シンガポールは物価が高い&ダバオからすぐなので割といつでも行けるという理由から、今回は香港を選びました。

 

往復チケットの値段は3,800ペソと、ビザの延長をするよりも1500円くらい高いだけでした。(ちなみにダバオ-セブのチケットで1000ペソくらいかかっています。現在ダバオから出ている国際便はダバオ-シンガポールのみです!笑)

 

・中国・深センの電気街に行きたいから

香港に行きたいというよりも、隣の国である中国・深センに行きたいという思いの方が強いです。深センという町には、秋葉原とは比べ物にならないほどの電気街が広がっているようです!そして特に熱いのがドローン!笑

 

実際にドローンを購入するかはまだ迷っていますが、とりあえず肌で深センを感じてみたいと思っています。

 

あとは今持っているiPhoneの電池交換を格安で済ませたり、新しいスマホを購入したいと考えています。まだ総務省から「技適マークなしスマホ」に関してメールの返事が来ていないので、FCCやECマーク付きのスマホを購入する予定です。(フィリピンで入手できるFCC/ECマークつきのスマホは中国・台湾・韓国メーカーもしくはiPhoneに限られるため、深センや香港で買った方が安いと思っています。)

 

海外で買ったsimフリースマホは日本でも合法的に使えるのか調べた記事です。

konotaka.hatenablog.com

 

香港で気になること

 香港・深センに行くにあたり、気になることがたくさんあります。残り日数が少ないですが、少しづつ調べていき記事としてまとめていきたいと思います。

・香港/深センの通貨

・香港から深センへの行き方

・香港/深センの観光名所

・香港/深センの物価

・香港/深センにある面白そうなゲストハウス

 

ちなみに持って行く荷物はミニマリストらしくバックパック一つです。ほとんど荷造りすることもないので、ギリギリまで香港/深センについてリサーチします(笑)ほとんど準備なしで旅行に行けるのはミニマリストの大きなメリットですね!

 

海外格安航空券の最安値検索なら スカイチケット!

ざっと調べたところ、羽田から往復で2万円くらいのようです。

日本からでも気軽に行ける値段ですね! 

香港/深センの滞在記も書く予定なので、興味のある人はそちらもぜひお楽しみに!

 

 

ダバオのローカル情報が集まるニュースサイト!

 

フィリピン・ダバオで生活をしているコノタカです。今日は僕がライターをやっているニュースサイトの紹介をします。

 

その名も

 

ニュース.com

 

です。あまりにも潔い名前のニュースサイトです。

 

このサイトの特徴は、「地元民による地元民のためのステマなしハイパーローカルニュース」であることです。

 

地元民であれば誰でもライターになることができ、記事の投稿もスマホから簡単に済ますことが可能です。そのためただのニュースサイトというよりは、SNS色が強いサイトとなっています。

 

僕が主に投稿しているは、セールの情報や新しくオープンしたお店の紹介記事です。政治系などの重大ニュースについて書くのは禁止となっているので、生活に役立つお得な情報やニュースが中心となっています。

現時点でダバオのニュースを投稿するのが僕一人であるため、頻度や網羅度にばらつきが出てしまっています。更新する人が増えたら、さらに有益なサイトになるだろうと思っています。

自分の住んで居る地域がニュース.comのサイト上にない場合でも、エリアを追加することは可能です。ぜひとも皆さんの地元のニュースを投稿してみてください!

 

https://ニュース.com/エリア/海外/フィリピン/ダバオ/

 

僕の基本的なスタンスは、「新しいお店の情報などをまずニュース.comで投稿し、気に入ったお店や個人的なメッセージを伝えたい際にはブログで記事を書く」というようにしています。

 

これからはニュース.comの方もぜひ覗いてみてください!

来週からミニマリストになる方法 - 最短3日であなたもミニマリスト!

ただの気のせいかもしれませんが、最近は「ミニマリストになりたい」と思う比較的若い世代の人が増えてきている気がします。(現在はフィリピン・ダバオで生活をしているので、本当に気のせいかもしれません。)

 

特に20~30代。そして女性が多いような気がします。(本当に気のせいです。)

 

また「ミニマリストになりたい」という気持ちはあっても、大胆な断捨離をするのはなかなか難しいことではないでしょうか。今は最小限の荷物のみで生活している僕も、一年前まではモノで溢れている部屋に住んでおりました。

 

しかしながら、去年の夏にある場所で3日間過ごしたことをきっかけに、無事ミニマリストになることができました。

 

この記事では「来週から手っ取り早くミニマリストになる方法」をご紹介します。

 

なおこの方法を実践するために必要な条件は、

・1日中フリーの休日が2日間連続であること

・その2日間に家を空けても大丈夫であること

です。

 

※家を空けられない方や2日間連続の休みがない方でも、工夫次第でこの方法が使えます。

 

 

 

最短でミニマリストになる方法とはずばり、

 

「休日に近場のゲストハウスに行くこと」

 

です。ゲストハウスに行くことで、自分に必要な最低限のモノが選別できます。

 

 

ミニマリストになるのに365日もかけてられない!

 

365日のシンプルライフという映画を知っていますか?

 


映画『365日のシンプルライフ』予告編

 

「フィンランド人の若い男性が失恋を機に自分の持ち物を全てリセットし、自分を幸せにしてくれるものを見つける」というのストーリーの映画です。

 

ただし持ち物をリセットするにはルールがあって

1. 持ち物全てを倉庫に預ける(部屋は空っぽ!)。

2. 1日に1個だけモノを倉庫から持ち出せる。

3. 1年間続ける。

4. 1年間物を買わない。

 

というものです。

発想や実験自体は面白そうなのですが、これを真似するのは非常に難しいです(笑)平日は普通に仕事をしている限りは、ほぼ不可能に近いでしょう。

 

僕はちょうど日本を出発する1ヶ月ほど前にこの映画を知りました。それ以上に日本をでる準備でバタバタしていたので、この映画のようにモノのリセットをする時間はありませんでした。

 

ただし「必要なものだけを持って生活する」という発想が非常に重要で、最短3日でミニマリストになる方法も根底はここにあります。

 

 

ミニマリストになるとはどういうことか

ミニマリストになりたいという気持ち以前に、まずは「ミニマリストになるとはどういうことか」考えてみましょう。僕が以前に定義したミニマリストは、「物欲をコントロールして自分で持ち運べるモノだけで暮らす」 というものでした。

 

ただ断捨離をしてスッキリするだけでは、ただのマジョリティーミニマリストもどきにすぎません。「自分に最適化されたミニマリストになるべきだ」というテーマについては、以下の記事を書いています。

http://konotaka.hatenablog.com/entry/variables-strengthfinder

 

 どのようなミニマリストを定義したとしても、「(自分にとって)必要最小限のモノで暮らす」や「(自分にとって)最適なモノだけを置く」というキーワードが関わってくるはずです。

 

また断捨離をし終えた後には、「いかにモノを増やさないか」や「どうやって大切なモノと向き合っていくか」といったテーマが付きまとうようになります。

 

このことから分かるように、断捨離はあくまでミニマリストになる過程の一つであり、むしろ大切なのは「必要最小限のモノを選ぶ」や「最適なモノを決める」ということです。

 

そのため、この方法では「いかに捨てるか」には焦点をあてず、「必要なものを選別する」ということに重きを置いています。

 

ミニマリストになるのは、「大量の断捨離」が目当てではなくて、「モノに縛られない生活」を手にいれるためだと理解しましょう。

 

 

ゲストハウスに行く

 家から近場のゲストハウスにいきましょう!埼玉に住んでいた僕は、横浜のゲストハウスに行きました。また会社員や学生の方の場合は、そのゲストハウスから出勤/通学ができる範囲の場所の宿に行きましょう。

 

理想の日程は、金曜日の夜から月曜日の朝までの3泊4日となります。(土曜日からの2泊3日でも大丈夫だと思います。最悪1泊2日でもok)

 

プレミアムフライデーを導入している会社に勤めている/金曜日は学校が早く終わる場合には、金曜日の夕方前からゲストハウスに行ってもいいと思います。

 

ちなみに2017年のプレミアムフライデーは以下の日程のようです。

6月30日、7月28日、8月25日、9月29日、10月27日、11月24日、12月29日

 

 ゲストハウスで行うことは、

・ゲストハウスの周りを観光する

・普段の休日のように過ごす

・(可能であれば)他のゲストとコミュニケーションをとる

・月曜日にゲストハウスから出勤する

・ゲストハウスで使ったもの/欲しくなったものをメモする

 

これだけでミニマリストに近づきます!持っていくものは、上の5つのミッションを行うのに必要なものだけです!

 

・ゲストハウスの周りを観光する

これは「外出する休日」を想定しています。友達と美味しいものを食べにいったり、テーマパークに行ったり、または一人カフェでゆっくりするなど。それに必要なものを持って行ってください。

 

・普段の休日のように過ごす

こちらは「外出しない休日」を想定しています。家で読書をしたり、ゆったり音楽を聴いたり、または資格の勉強をする人もいることでしょう。普段の休日で使っているものを持って行ってください。

 

・(可能であれば)他のゲストとコミュニケーションをとる

ゲストハウスには、ミニマリストと親和性の高い人が多く集まっているように感じます。

 

僕が普段呼んでいるゲストハウスブロガーA1理論さんの記事にも、「日本のゲストハウスに向いている人」の特徴の1つが以下のように書かれていました。

モノより「時間」「友達」「旅行」を重視したい人 一言で言うと『ミニマリスト』ということになるのかもしれない。

 

(中略)

 

この考え方が「いい」か「わるい」かは問題ではなく、20世紀アメリカ中心の大量生産大量消費の世界にちょっと嫌気がさしてきた人。

『日本のゲストハウス』に「向いている人」「向いていない人」を考えてみた。 - A1理論はミニマリスト

 

もしミニマリストの人に出会えたら、その人からアドバイスを求めるのもいいでしょう。逆にミニマリストじゃない人だったとしても、気が合いそうだったら純粋に会話を楽しむのもありだと思います。スタッフの方に色々聞いてみるのも面白いはずです。何気ないゲストハウスでの交流ですが、荷物の少ない状態でささやかな会話を楽しめることこそ、「モノに縛られない余裕のある生活」の一部だと僕は考えます。

 

・月曜日にゲストハウスから出勤する

そして最後には、ゲストハウスから会社や学校へ向かいましょう。「仕事や学校がある平日」を想定しています。そのため、スーツや教科書など、必要なものもゲストハウスに持ち込みましょう。

 

・ゲストハウスで使ったもの/欲しくなったものをメモする

使ったもの/欲しくなったものを適宜メモしましょう。シャンプーや本にベッドなど、できるだけ全てメモできるとベストです。

 

 これで全てのプロセスは終了です。

ゲストハウスの滞在中に「仕事にいく平日」「外出する休日」「外出しない休日」を想定し必要なものを所持していたので、「この3日間で使用した&メモしたモノ」だけが自分に必要な最低限のモノということになります。

 

つまり家にある「この3日間で使用した&メモしたモノ」以外は、基本的に断捨離してもよいモノという扱いになります。

 

ここでの大きな変化は、必要最小限のモノで過ごしてみることでマインドが変わることです。今まで溢れかえっていたモノが

 

「断捨離できるかもしれないモノ」

 

から

 

「基本的には断捨離できると思えるモノ」

 

へと変わっています。

  

この過程を経ることで、「ミニマリストになりたい人」から「(断捨離はまだできていないけれど心の中ではすでに)ミニマリスト」となることができます。

 

断捨離はそれからでも遅くありません。

 

さらに可能であれば、そのままシェアハウスや別の家に引っ越しをすることをお勧めします。強制的に断捨離を進めることができるはずです。

 

自分がはゲストハウスに向かないかもと思う場合は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。ゲストハウスでなくても、里帰りや友達の家に遊びにいくことでも代用可能だと思います。

 

http://okite.hatenadiary.jp/entry/nihonnoguesthousemuiteruhito

 

 

僕が実際にいったゲストハウスは、横浜セントラルホステルというゲストハウスでした。元バックパッカーのオーナーさんが非常に優しい人で、とても過ごしやすかったです。また東京に通勤/通学をされている方は、池袋にあるBOOK AND BED TOKYOというゲストハウスが面白そうだと思いました。

 

 

またミニマリストになるためにゲストハウスに行く際には、ミニマリスト関係の本を一冊持って行くのもありでしょう。できればKindle版を購入をお勧めします。